新築やリフォームの際、家づくりに夢中になるあまり、外構工事を後回しにしてしまう方、実は少なくありません。
とはいえ、外構は「家の使い勝手や見た目を左右する重要な部分」です。実際に工事を終えた後に「もっとこうしておけばよかった…」と後悔する人もいらっしゃいます。
そこで今回は、外構工事でよくある失敗例と、その回避策を詳しく解説します。これから外構を計画する方は、ぜひ参考にしてください。
まずは、外構工事によくある失敗例と、その回避策をご紹介します。
外構工事で特に多いのが「駐車場スペースの失敗」です。
新築時には1台分で十分だと思っていたものの、後に「車が増えた」「来客用の駐車スペースがない」といった問題が発生することもあります。
【失敗例】
【回避策】
玄関アプローチは毎日通る場所。歩きにくいと、ストレスがたまってしまいます。特に雨の日や冬場は「滑りやすい」「水はけが悪い」などの問題が発生しがちです。
【失敗例】
【回避策】
予算を削ろうとメッシュフェンスなど安価なフェンスを選び、「やっぱり外からの視線が気になる…」という失敗もよくあります。
リビングや庭が外から見えすぎてしまうと、落ち着いた暮らしができなくなります。また、「勝手口から出る時に見えない方がよい」など、目隠しが必要なシチュエーションと、その場合に必要な高さをしっかりと把握し設置するのがポイントです。
目隠しを設置したときに暗くなりすぎる場合は、目隠しができる採光フェンスを選ぶなど光を取り込む工夫をすると良いでしょう。
【失敗例】
【回避策】
外構工事は、つい後回しにされがちですが、予算をしっかり考えずに工事を進めると、「想定していた予算が安すぎた」「思った以上に追加してしまい、費用がかかってしまった」というケースに陥りやすくなります。
【失敗例】
【回避策】
デザインや機能性を優先しすぎて、メンテナンスの手間を考えずに外構を決めてしまうケースもあります。
せっかく素敵な外構を作っても、維持するのが大変だと劣化してしまうので注意が必要です。
【失敗例】
【回避策】
では、実際にどのようなポイントに注意したら、後悔しない外構計画を立てることができるのでしょうか。
家の設計段階から外構のプランも考えておくことで、後から追加になることを避けることができます。
「家が完成してから外構を考えよう」ではなく、「建物と一緒に外構の計画を立てる」のがポイント。
理想の外構を叶えようとした際に、例えば窓の位置など建物を変更した方がよい点がでてくる場合もあるため、一緒に考えておくことがベストです。
外構業者によって得意なデザインや施工方法が異なるため、施工事例などを確認したり、事前に話を聞いたりして、安心できる業者を探しましょう。
今だけでなく、将来的なライフスタイルの変化(子どもが成長したときや老後の生活)も考えて、柔軟に対応できる外構計画を立てておくことが大切です。
これからお家とともに暮らす長い期間、必ずと言っていいほどライフスタイルは変化します。
車の台数の変化や自転車を停めるスペースの有無、玄関までの距離など。
これからの計画もふまえた希望を伝えておくと、外構業者もデザインに反映してくれるはずです。
外構工事は、後回しにすることによって、予算オーバーや使い勝手の悪さにつながる可能性のある大切な部分。
駐車場やアプローチ、フェンスの設置など、事前にしっかり計画を立てることで、後悔のない外構づくりが実現できます。
「後からこうしておけばよかった」と思わないよう、計画的に外構工事を進めましょう。
自分たちのライフスタイルに合った使いやすい外構を作り、快適な暮らしを実現してください!
#外構 #外構工事 #広島 #タイミング #失敗しない #後悔しない #計画 #失敗例