「家は完成したけど、外構は後でいいかな…」
そんなふうに考えていませんか?
確かに、外構工事は引越し後でも可能ですが、後回しにすることで思わぬデメリットや不便が発生することがあります。新生活をスムーズにスタートさせるためにも、引越し前に外構を完成させるのがおすすめです。
今回は、外構を後回しにすると発生する問題と、引越し前に外構を終わらせることで得られるメリットについて解説します。
外構を後回しにするデメリットとして5つの問題が挙げられます。
引越し後に外構工事をする場合、駐車場やアプローチが未完成のまま新生活を始めることになります。
特に、小さな子どもがいる家庭や高齢の家族がいる場合は、段差やぬかるみがあると危険です。
外構工事を行う職人さんも気を遣いながら施工するものの、音や振動・埃などが発生するため、住みながらの工事進行はストレスを感じる場合もあるでしょう。
仕事などで日中不在にする場合はあまり気にならないかもしれませんが、在宅する家族がいる場合、下記のような点に不便さを感じるかもしれません。
仕事や育児で忙しい日々の中、工事のストレスを抱えるのは避けたいですよね。
外構工事を後回しにすると、住宅ローンとは別の資金で工事を行う必要があり、予算計画がズレる可能性が高くなります。
特に最近は、資材の価格が変動しやすいため、計画当初より費用がかさむケースもあります。
フェンスや門が未完成だと、家の中が外から丸見えになり、プライバシーが確保できません。
また、未舗装の庭は雑草が生えやすく、防犯面でもリスクになります。
一度住み始めると、日々の生活が忙しくなり、外構工事の計画を後回しにしがちです。
せっかくの新築だからこそ、最初から理想の外構を完成させたいですよね。
引越しまでに外構工事を終わらせておくと、以下のようなメリットがあります。
外構が完成していれば、引越し後すぐに快適な生活を送れます。
新生活のストレスを減らし、家での時間をより快適に過ごせるでしょう。
外構工事を住宅の建築と一緒に進めることで、後からやろうと思うと余計なコストがかかるかもしれない問題を避けることができます。
外構が完成していれば、目隠しフェンスや門扉でプライバシーが確保され、防犯対策も万全になります。
家と外構を同時に考えることで、統一感のあるデザインが実現できます。
せっかく新築を建てるなら、外構まで含めてトータルでデザインを整えたいですよね。
「外構は後回しでもいい」と思いがちですが、実際には生活の不便さ、工事のストレス、予算オーバー、プライバシーの確保、理想のデザインが実現できないなど、多くの落とし穴があります。
一方で、引越し前に外構を終わらせることで、快適な新生活をスタートできるだけでなく、コストを抑え、家全体のデザインを統一できるという大きなメリットがあります。
これから新築を建てる方は、ぜひ外構計画も並行して進め、理想の住まいを完成させましょう!