11月に入って、季節の変わり目を感じる方も多いのではないでしょうか。
さて、これから益々気温が下がり、12月になれば木枯らしも吹いてきますよね。
冬になると、特に寒冷地や冬場に降雪が多い地域では、冬越しを見据えた外構計画が非常に重要です。今回は、これから新築を建てる方が冬越しに備えて検討しておくべき外構のポイントを詳しくご紹介します。
冬はアプローチや玄関前が凍結しやすく、滑りやすくなります。
特に、家族や訪ずれた方が頻繁に通る場所には、滑りにくい素材を選んでおくことが大切です。タイルやコンクリートの選択時には、滑り止め加工が施されているものや、ざらつきのある素材を選ぶと良いでしょう。さらに、融雪剤を使う場合の影響も考慮し、植物や周囲の素材に負担がかからない方法を検討しておくことも大切です。
雪解け水や冬の雨が多い地域では、排水計画も欠かせません。
玄関前や駐車場などに水がたまりやすいと、凍結による滑りやすさや、水はけの悪さからくる不快感につながります。敷地の傾斜や排水口の配置をしっかり計画し、雨水や雪解け水がスムーズに流れるようにしておきましょう。特に、玄関周りや駐車スペースは敷地の外に向かって水が流れる勾配を確保しておくと安心です。
冬場は風が強く吹くことも多いため、冷たい風を遮る工夫も大切です。
玄関やリビングの窓の周りに植栽を施すことで、風の流れを和らげることができます。また、フェンスを設けると、風除け効果を得られるだけでなく、プライバシーの確保や家全体のデザイン性も向上するなど、良いことがたくさん。
フェンスの種類によって、目隠しの度合いや風通しが違うため、周囲の状況を確認しながら必要なスペックを挙げてみましょう。
植栽を選ぶ際は、耐寒性のある常緑樹を選ぶと、冬場でも緑を愛でることが可能です。
冬は日が短くなるため、早く暗くなりがちです。
防犯性の観点から、外構の照明計画を見直してみましょう。特に、玄関周りや駐車スペース、アプローチには適切な照明を配置し、暗くなっても家が明るく保たれるようにします。人感センサー付きのライトを採用すると、省エネ効果もありつつ、必要なタイミングで照明が点灯するためおすすめです。
雪が多く降る地域では、積雪対策も考慮して駐車場やカーポートを設計することが大切です。カーポートがあると、車を守るだけでなく、雪かきの手間も軽減されます。
カーポートを設置する際には、耐雪性能も確認しておくと安心です。また、駐車スペースの配置も重要で、除雪作業がしやすいように、スペースに余裕を持たせると良いでしょう。
新築の外構には植物を取り入れるケースが多いですが、植栽を選ぶ際には、耐寒性のある種類を選ぶと安心です。
特に、冬場に葉を落とさず緑を保つ常緑樹は、寒冷地でも冬の景観を美しく彩ってくれます。また、冬越しが難しい植物には、防寒シートをかけたり、寒風を避ける工夫を施しておくことで、翌年も美しい緑を楽しむことができます。
冬場は雪かきや凍結対策など、外構のメンテナンスが増えることが予想されます。
メンテナンスの負担を軽減するため、耐寒性や耐久性に優れた素材を選ぶことも検討しましょう。
たとえば、コンクリートやレンガ、凍結に強い石材など、劣化しにくく凍結にも強い素材を使用することで、外構の維持がしやすくなります。
降雪のある地域では、雪かきスペースや道具の収納場所も確保しておくと便利です。冬になると、雪かきが日課になることも多いため、駐車場近くや玄関付近にスペースを設けておくと、スムーズに作業が行えます。雪かき用のシャベルやスコップなども、すぐに取り出せる場所に収納しておくことで、急な降雪時にも対応しやすくなります。
これから新築を建てる方にとって、冬越しを見据えた外構計画は長期的な快適性と安全性に大きく影響を与える要素です。滑り止めや排水対策、防寒性を高める工夫、さらにメンテナンス負担を軽減する素材選びなど、冬場の生活を支える外構のポイントを押さえておくことで、寒い季節でも安心して暮らすことができる住まいを実現しましょう。
何をどう選んだら良いの?と思った方は、ぜひ景観グリーンライフにご相談ください。
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