外構工事の中でも必ずと言っていいほど必要になる「フェンス」。
隣家さんとの境界線や、目隠しなど役割はさまざまです。
「一体、何センチくらいの高さにするのがちょうどいいの?」と悩まれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もちろん、我々にご相談いただけたらシーンに合わせたご提案もするのですが、まずは知りたい!という方もいらっしゃると思うので、今回は「最適なフェンスの高さ選び」について少し解説してみたいと思います。
フェンスの高さを選ぶときのポイントは
・フェンスを設置する目的
・設置する敷地の状況
です。
それぞれ説明しますね!
まず、フェンスを設置する目的については、
「プライバシー保護のため」なのか「防犯のため」なのか、はたまた「どこからどう見えるのを遮りたいのか」、「何を隠したいのか」などさまざまですよね。
例えば、プライバシー保護の目的であれば、180cmくらいの高さがあると良いと言われています。
人の目線を遮ることのできる高さがちょうどこれくらいなんですね。
また、防犯目的であれば、150cmくらいが良いでしょう。
高い方が入りにくそうだから…と高すぎるフェンスを設置すると、空き巣が隠れることのできる死角が増えてしまうため、おすすめできません。乗り越えにくく、高すぎないくらいがちょうど良いといえます。
フェンスを設置する目的が定まったら、次は設置する場所の敷地を考えてください。
外と家の敷地に高低差がない場合は、上述の通りの高さで良いでしょう。
ただし、外の土地の方が敷地よりも高い場合は、フェンスの高さを少し高めに考えましょう。
外の人は敷地より高いところにいるため、見下ろすかたちになり、「思ったより視線を遮ることができてない!涙」となってしまいます。
それは残念すぎますよね。
逆に、外の土地の方が低い場合は、こちら側が見下ろすかたちになるので、低めのフェンスでも十分かもしれません。
この質問の答えは「ノー」です。
大は小を兼ねる!と高めのフェンスを取り付けると、後から後悔してしまう場合があります。
・高すぎて圧迫感を感じる
・日当たりが悪くなった
などのデメリットが出る場合があります。
逆に、低すぎると目隠しだったりの目的が果たせなくなってしまうので、やはり、ちょうどいい高さのフェンスを設置するのが一番です‼︎
ちなみに、高さには法律で決まっている上限があって、
ブロックの高さが2.2m以下
となるように設置しないといけません。
今回は、フェンスの高さについて解説しました。どういう目的で設置するのか、設置する場所の敷地の高さはどうなっているのかなどポイントを押さえて、「つけてよかった!」と思えるフェンスを設置しましょう。
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